インベスコ世界厳選株式オープン(毎月決算型)を如何に評価するか
毎月分配型投資信託は新NISAから外されました。 確かに、資産形成には不向きですし、タコ足分配のぼったくり投信も多いようです。 その中で、インベスコ世界厳選株式オープン(毎月決算型)の資金連続流入ランキングや、純資産増加額ランキングは目覚ましいです。 そこで、HPからその基準価額と分配金の実績CSVファイルをダウンロードして調べてみました。 大きく分けると3種類の期間に分けられると思います。
1999年の設定以来、2016年末までは年2回決算で、分配金は安定せず、成績も良いとは言えませんでした。
2017年1月以降は毎月分配型となり、150円/月を基本とする大きな方針変更があったようです。 図は2017年1月から現在までの基準価額と分配金の実績です。 地べたを這ってる青い線は分配金150円の線です。

2017年1月以降、2020年3月までは基準価額が下がり続けています。 その間の分配金累計は7250円にもなりますが、基準価額も8726円も下がっています。 つまりはタコ足の典型です。 分配金は出ていても、トータルとしてはマイナスですから、損しているだけです。
一方で、2020年3月以降は毎月150円の分配金を出しながらも基準価額の一方的な低下は見られていません。 分配金の年利換算では20%前後にもなります。 コロナショックからの反動回復と2022年春頃からの円安の恩恵なのかもしれませんが、非常に上手く運営してきた、と言えそうです。 最近の資金連続流入ランキングや、純資産増加額ランキングの目覚ましさも頷けます。
結論は、過去2017年1月から2020年3月までの4年間強のダメな実績を評価するか、それ以降から現在までの最近の4年間強ほどの優れた実績を評価するか、次第となります。 直近の1年半ほどは円安の影響が大きそうです。
うーん、両極端です。 君子危うきに近寄らず、か、虎穴に入らずんば虎子を得ず、か、どちらにしましょうかーーー
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2017年1月以降は毎月分配型となり、150円/月を基本とする大きな方針変更があったようです。 図は2017年1月から現在までの基準価額と分配金の実績です。 地べたを這ってる青い線は分配金150円の線です。

2017年1月以降、2020年3月までは基準価額が下がり続けています。 その間の分配金累計は7250円にもなりますが、基準価額も8726円も下がっています。 つまりはタコ足の典型です。 分配金は出ていても、トータルとしてはマイナスですから、損しているだけです。
一方で、2020年3月以降は毎月150円の分配金を出しながらも基準価額の一方的な低下は見られていません。 分配金の年利換算では20%前後にもなります。 コロナショックからの反動回復と2022年春頃からの円安の恩恵なのかもしれませんが、非常に上手く運営してきた、と言えそうです。 最近の資金連続流入ランキングや、純資産増加額ランキングの目覚ましさも頷けます。
結論は、過去2017年1月から2020年3月までの4年間強のダメな実績を評価するか、それ以降から現在までの最近の4年間強ほどの優れた実績を評価するか、次第となります。 直近の1年半ほどは円安の影響が大きそうです。
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