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最強、最弱通貨ランキング2012年の年間と12月の月間

2012年12月の月間と、2012年年間の最強、最弱通貨ランキングです。
2011年末を基準にして、2012年12月の月間変化率(11月末から12月末の変化率)と、1~11月の月間変化率(2011年12月末から2012年11月末の変化率)は以下でした。2本の棒を合計すると、2012年の年間変化率(2011年12月末から2012年12月末までの変化率)となります。
左から、JPY以外の2012年の年間最強通貨、右端が最弱通貨です。


最弱最強通貨ランキング2012


2012年の年間最強通貨はNZDでした。僅差の2位は、意外にも、なんと、TRYでした。3位がこれもまた意外にも、GBPでした。

2012年の年間最強通貨~最弱通貨の序列は以下でした
最強通貨:NZD≧TRY>GBP>CAD≧CHF>AUD≧EUR>USD>ZAR>>JPY:最弱通貨
2012年の年間の最弱通貨はダントツで円でした。

2012年12月の月間最強通貨~最弱通貨の序列は以下でした
最強通貨:ZAR>GBP≧EUR≧NZD≧CHF>TRY=CAD>USD≧AUD>>JPY:最弱通貨

12月の月間では、なんと、あの弱いZARが最強通貨でした。とは言え、11月までは別格の弱さで、一人負けですから、例外的な揺り戻しでしょう。


ランキングを全体的にみれば、2012年は明らかな円安の年でした。欧州通貨安の年ではありませんでしたね。とは言え、2011年の年間通貨ランキングは、JPY>USD>NZD>AUD>CHF>GBP>CAD>EUR>ZAR>TRYでしたから、(←リンクが開きます)、欧州系通貨とTRYは、強いと言うよりも、揺り戻しただけ、とも言えます。

遅まきながら、あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。


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シカゴ投機筋ポジション動向~1231

シカゴ投機筋(シカゴマーカンタイル先物市場)の2011年初から2012年12月31日(2013年1月5日公開)までのIMMポジション動向です。 1週間単位のnon-commercialのlongとshortの差は以下でした。


シカゴ121231


円は8月末から10月初めまで2~3万枚のやや買い越し超過あたりでうろうろしていましたが、10月23日には18,196枚の売り越し超過に転じました。その後は順調に売り越し超過を積み増し、12月4日90、326枚、11日94、401枚、と売り越し超過を積み増しています。9万枚を超える売り越し超過は、リーマンショック以降では最高です。過去最高は、円キャリートレード華やかりし頃の2007年6月の19万枚には及びもつきませんが。

以降は、18日89,163枚、24日85,608枚、31日80,517枚とわずかですが減少しています。つまり、年末の急激な円安は投機筋の仕掛けの結果では無いということです。

ユーロは5月15日以降、22日195,361枚、29日203,415枚、6月5日214,428枚と4週連続で売り越し超過の過去最高記録を更新しました。その後は順調に減少しています。12月4日32,795枚、11日31,623枚、18日9,736枚と、24日2,549枚と減少し、31日にはついに5,126枚の買い越し超過に転じました。

勿論、チャンスによっては欧州危機再燃はあるだろうとは思いますが、取り敢えず、一旦はニュートラルと考えた方が良さそうです。 欧州危機は元々が投機筋による不安感のあおり、材料にされたに過ぎません。彼らが材料視できなくて仕掛け無くなれば、収まるだけの、ある意味では極めてつまらない問題です。欧州を見てもわからない、投機筋を見ればわかる問題ですから。とは言え、世界経済に与える投機筋の影響は圧倒的に巨大です。欧州情勢そのものでは無くて、投機筋がどう材料視するのか、逆らわないよう、細心の注意を払う必要があります。
 
豪ドルは6月の売り越し以外は買い越し超過の中で動いています。2月4日92,229枚と、11日103,376枚まで積み上がりました。18日は若干減少して97,496枚、24日75,433枚、31日79,522枚と高水準の買い越のままです。 

以上のように、シカゴ投機筋の動きを見る限り、年末の急激な円安、EUR上昇もAUD上昇も投機筋の仕掛けの結果ではありません。
市場参加者全員の自然発生的な流れの結果だろうと思います。ということは、投機筋は流れを作る必要が無いわけですから、非常にありがたく利確を主にしたのでしょう。

ここ3週間~1ケ月の変化としては、投機筋はポジションをほとんど偏よらせていません。ということは、相対的には仕掛ける余裕がある筈です。問題は材料です。材料視できるものが特に出てこなければ、このまま緩やかな円安でしょう。が、材料視の見方次第では、面白い動きになる可能性も多少は残されているように思います。


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13年1月のペアスワップ年利比較

毎月恒例のペアのスワップの年利換算比較2013年1月分です。
高金利通貨のクロス円買いと、低金利通貨売り/高利通貨調達、のスワップと年利換算値のSAXO系に基づいた比較です。(1月09日。from1月10日、to1月11日)

スワップ年利130109


8月からトルコリラのスワップが急減しましたが、今月はやや回復して5%台となりました。
フィッチの投資適格級への格上げとかがあり、回復基調です。
楽しみですが、過度の期待は怖いような気もします。


高金利通貨側では、トルコリラ>ランド>豪ドルの順にスワップが高いです。 

売る方の低金利通貨側では、スイスフラン>ユーロ>円>米ドル>英ポンドの順にスワップが高いです。


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街角景気1212

速報性、先行性が注目される街角景気の12月分が1月11日に公開されました。
街角景気の、2011年初から2012年12月までの現状DIと先行きDIは以下でした。


街角1212


現状DIは先月よりも5.8ポイントと大きく上昇して45.8となりました。2ケ月連続の上昇です。

2~3ケ月の先行きDIは、前月を9.1ポイントと大きく上回り、51.0となりました。2ケ月連続の上昇で、ニュートラルの50を超えました。

景気ウォッチャーの見方は以下にまとめられました。
「景気は、このところ持ち直しの兆しがみられる」

指数の速報性、先行性は流石ですね。
ただ、まとめの表現は、先月もそうですが、個人的には、おかしいな、ベクトルを表現するべきで、遅れてるのではないか、と思います。
まとめの表現は無視して、指数を自分で判断した方が良さそうです。


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シカゴ投機筋ポジション動向~130115

シカゴ投機筋(シカゴマーカンタイル先物市場)の2011年初から2013年1月15日(2013年1月18日公開)までのIMMポジション動向です。 1週間単位のnon-commercialのlongとshortの差は以下でした。


シカゴ130115


円は12月11日に94、401枚とリーマンショック以降では最高の売り越し超過ピークをつけました。ただ、過去最高は、円キャリートレード華やかりし頃の2007年6月の19万枚には及びもつきません。

以降は、18日89,163枚、24日85,608枚、31日80,517枚、1月8日74,096枚、15日65,727枚とわずかですが減少しています。つまり、年末年始の急激な円安は投機筋の仕掛けの結果では無いということです。むしろ、流れに乗っかって、美味しく利確した口と思われます。

ユーロは6月5日に214,428枚と過去最高の売り越し超過記録を更新しました。その後は順調に減少しています。12月31日にはついに5,126枚の買い越し超過に転じました。1月8日は8,035枚の売り越しましたが、15日には再び7,315枚の買い越し超過となりました。投機筋も流石に材料に出来なくなってきたようで、ニュートラルと考えた方が良さそうです。勿論、チャンスによっては欧州危機再燃はあるでしょうけど。
 
豪ドルは6月の売り越し以外は買い越し超過の中で動いています。1月8日80,315枚。15日89,057枚と高水準の買い越のままです。 

以上のように、シカゴ投機筋の動きを見る限り、年末から最近までの急激な円安、EUR上昇もAUD上昇も投機筋の仕掛けの結果ではありません。市場参加者全員の自然発生的な流れの結果だろうと思います。


今は流れがあるから仕掛ける必要がありません。投機筋は、ミセスワタナベと同じように、流れに乗って非常にありがたく利確したものと思われます。

流れが無くなれば仕掛けてくる筈です。問題は材料です。材料視できるものが特に出てこなければ、このまま緩やかな円安でしょう。材料視の見方次第では、面白い動きになる筈です。問題は何時、何を材料としてあおりたててくるのか、楽しみです。


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店頭FX長期トレンド~12年12月

日本の店頭FX53社の月次データの長期トレンドです。

2012年12月の主要12通貨円建てペア取引合計額は167兆336億円でした。 先月よりは8.0%の増加でした。

12月の売り建て玉は1兆5,353億円と14.3%減少し、買い建て玉は2兆2,729億円と2.2%増加しました。

買い建て玉から売り建て玉を差し引いた買い越し超過額の2008年11月から2012年12月までの長期トレンドは以下でした。(縦軸は百万円/月)


店頭1212


9月の買い越し超過額2兆714億円から、2ケ月連続で大きく減少し、11月は4473億円となりました。12月はやや増加し、7377億円となりました。

ミセスワタナベは、9月末から12月末にかけての円安の流れの中で、こぞって利確したようです。投機筋と同じく、見事です。

ただ、買い越ポジションが少なくなってしまいましたから、その次をどう読んでどうするか、が課題ですーーーー


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パール富士

今回はFXや外国通貨の話では無く、パール富士の写真です。


パール富士130125


満月に近い月が、富士山の山頂の直上に姿を現しています。

初めて実際に見ましたが、自然の美しさに茫然と見とれてしまいました。
刻々と月は移動します。明るさや色調はゆっくりと変わって行きます。

富士山山頂近くの上空に浮いている月も幻想的な美しさでした。(クリックでリンクが開きます。)


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トルコリラ、ランド、豪ドル9社スワップ比較1301

毎月恒例の、トルコリラ、ランド、豪ドル扱い業者のスワップ比較です。 1月29日を基準にしていますが、業者によって開示の仕方や付き方が違いますので、日次にはずれがあります。


スワップ130129

efx.com社が12月22日よりリテールFX及びCFD取引を終了しています。ここと日本GFTをPLANEX TRADE.COMが引き継いだ筈ですが、今回もスワップなど良くわからなかったので、入れていません。


トルコリラ円のスワップは、トップのSAXO系でも7~9月は53円と高い時期の半分以下でしたが、10月は63円で、11月60円、12月70円、今回75円と、やや回復基調ですね。

ランド円のNo.1はSAXO系で、13円と高かったです。

豪ドル円はSAXO系とFXCMのプレミアムが75円と高い方でした。


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ひょんなことからFXを始めてしまったスワップ年金派です。
ETFや投資信託を含めて、自分年金化を目指します。

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