最強、最弱通貨ランキング2012年5月
2012年5月の月間最強、最弱通貨ランキングです。
2011年末を基準にして、2012年4月の月間変化率と、5月の月間変化率(4月末から5月末の変化率)は以下でした。
左から、JPY以外の5月の最強通貨、右端が最弱通貨です。

5月の最強通貨~最弱通貨の序列は以下でした
最強:円≫USD≫CAD>GBP>EUR>CHF>TRY>AUD>NZD>ZAR:最弱通貨
EURが弱い弱いと言われますが、AUDの方が弱く、次にNZDで、ZARが特に弱い最弱通貨ですね。
ZARは割安と言われながらも、最弱であり続けています。
AUDもZARもそろそろ仕込みたいところですが、まだ先にします。
何処まで下がるのか、その時期が最大の関心事です。絶好のチャンスですからね。
スペインに波及したと言う話になってますが、それよりも政局の安定化見通しが最大のように思います。
6月17日のギリシャの選挙に注目したいです。
結果はほぼ見えている筈です。こんなことも織り込めないのではありません。ただ、ヨミと確定は違います。というより、ダシにしたゲームにしているのです。どっちに転んでも材料に出来る、仕掛けられる、と言うことです。
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2011年末を基準にして、2012年4月の月間変化率と、5月の月間変化率(4月末から5月末の変化率)は以下でした。
左から、JPY以外の5月の最強通貨、右端が最弱通貨です。

5月の最強通貨~最弱通貨の序列は以下でした
最強:円≫USD≫CAD>GBP>EUR>CHF>TRY>AUD>NZD>ZAR:最弱通貨
EURが弱い弱いと言われますが、AUDの方が弱く、次にNZDで、ZARが特に弱い最弱通貨ですね。
ZARは割安と言われながらも、最弱であり続けています。
AUDもZARもそろそろ仕込みたいところですが、まだ先にします。
何処まで下がるのか、その時期が最大の関心事です。絶好のチャンスですからね。
スペインに波及したと言う話になってますが、それよりも政局の安定化見通しが最大のように思います。
6月17日のギリシャの選挙に注目したいです。
結果はほぼ見えている筈です。こんなことも織り込めないのではありません。ただ、ヨミと確定は違います。というより、ダシにしたゲームにしているのです。どっちに転んでも材料に出来る、仕掛けられる、と言うことです。
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テーマ : FX(外国為替証拠金取引)
ジャンル : 株式・投資・マネー
シカゴ投機筋ポジション動向~0529
シカゴ投機筋(シカゴマーカンタイル先物市場)の2011年初から2012年5月29日(6月1日公開)までのIMMポジション動向です。 1週間単位のnon-commercialのlongとshortの差は以下でした。

円は2月7日以降、買い越し超過が急減し、3月27日には67,622枚の売り越し超過のピークを付けました。その後、次第に売り越し超過が解消されつつあります。5月1日は50,103枚、8日41,093枚、15日34,315枚、22日18,015枚、29日11,330枚と順調に減少し、ニュートラルまであと一息となりました。
でも、これだけ悪材料があってリスクオフの筈なのに、まだ売り越し超過が残ってます。投機筋は円買いには慎重だなーと思います。
ユーロは売り越し超過が解消されていましたが、再び反転して売り越し超過が増加しています。 5月15日には173,869枚、22日には195,361枚、29日203,415枚と過去最高記録を3週連続して更新しました。 (従来は1月24日の171,347枚。)
ヨーロッパ情勢は材料としては、最高記録を更新しても不思議が無いほど非常に芳しくありません。 ので、投機筋の仕掛けというよりも、自然体でのユーロ安でしょう。
豪ドルはここ3年間は買い越し超過が常であって、売り越し超過になったことはありません。 5月8日に25,104枚、15日には4,734枚の買い越し超過まで減少しました。5月22日には16,898枚の売り越しに転じ、29日には35,527枚まで売り越しました。 6月にかけては、ヨーロッパ選挙の悪材料により豪ドル安になるでしょうから、絶好の買いのチャンスと捉えています。 楽しみですね。
関心事は、何時頃まで、幾らくらいまで円高、クロス円安になるのか、です。
私見では、ギリシャの6月17日選挙結果で動向が見定められるまではリスクオンになる筈もありません。チャートの形や指標がどうなろうとも、クロス円の上昇トレンドは考えられない、と思います。 ということは6月後半以降でしょうか。
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円は2月7日以降、買い越し超過が急減し、3月27日には67,622枚の売り越し超過のピークを付けました。その後、次第に売り越し超過が解消されつつあります。5月1日は50,103枚、8日41,093枚、15日34,315枚、22日18,015枚、29日11,330枚と順調に減少し、ニュートラルまであと一息となりました。
でも、これだけ悪材料があってリスクオフの筈なのに、まだ売り越し超過が残ってます。投機筋は円買いには慎重だなーと思います。
ユーロは売り越し超過が解消されていましたが、再び反転して売り越し超過が増加しています。 5月15日には173,869枚、22日には195,361枚、29日203,415枚と過去最高記録を3週連続して更新しました。 (従来は1月24日の171,347枚。)
ヨーロッパ情勢は材料としては、最高記録を更新しても不思議が無いほど非常に芳しくありません。 ので、投機筋の仕掛けというよりも、自然体でのユーロ安でしょう。
豪ドルはここ3年間は買い越し超過が常であって、売り越し超過になったことはありません。 5月8日に25,104枚、15日には4,734枚の買い越し超過まで減少しました。5月22日には16,898枚の売り越しに転じ、29日には35,527枚まで売り越しました。 6月にかけては、ヨーロッパ選挙の悪材料により豪ドル安になるでしょうから、絶好の買いのチャンスと捉えています。 楽しみですね。
関心事は、何時頃まで、幾らくらいまで円高、クロス円安になるのか、です。
私見では、ギリシャの6月17日選挙結果で動向が見定められるまではリスクオンになる筈もありません。チャートの形や指標がどうなろうとも、クロス円の上昇トレンドは考えられない、と思います。 ということは6月後半以降でしょうか。
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6月のスワップ年利比較
毎月恒例のペアのスワップの年利換算比較2012年6月分です。
高金利通貨のクロス円買いと、低金利通貨売り/高金利通貨調達、のスワップと年利換算値のSAXO系に基づいた比較です。(6月7日。from6月8日、to6月11日)
クロス円買いの場合の、5月7日の円換算スワップと、これから計算した年利(%)、同じランド買いの場合の低金利通貨売り側を比較した円換算スワップと年利換算(%)、同じCHF売りの場合の高金利通貨調達側を比較した円換算スワップと年利換算(%)、は以下でした。

昨年の11月以降、トルコリラのスワップが非常に高くなっています。
年利換算で1月と2月は9.15%、3月は6.67%、4月8.98%、5月9.33%、今月9.01%と政策金利よりはるかに高い高利回りが継続しています。
トルコリラのスワップが公式な政策金利よりも高くなっているのは、貸出金利による誘導政策を取っているためです。
高金利通貨側では、トルコリラ>ランド>豪ドルの順にスワップが高いです。 豪ドルは金利引き下げの影響で、3.6%程度まで低下しています。
売る方の低金利通貨側では、スイスフラン>円>ユーロ>米ドル>英ポンドの順にスワップが高いです。
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最強の安全資産の金動向
円は安全通貨、避難通貨と言われています。リスクオンで売られ、リスクオフで買われると。
基軸通貨のドルにもその性格があり、有事のドル買いと言われます。次がユーロで、その次がポンドにも多少はあります。
無いのがリスクオンで買われるエマージング新興国通貨で、豪ドルやランド、トルコリラなど。 欧州危機なのにユーロよりも売られてしまいます。
でも、最強の安全資産、避難資産は何といっても金でしょう。で、NY金相場のチャートを調べてみました。
USD/oz。

昨年の9月までは急騰していますが、9月をピークに反転しています。ここで大きな流れが変わっていることは確かですね。 その後もトレンドとしては下がっています。
最近の金の動きからは、必ずしもリスクオフとは言えないようです。
今の為替のリスクオフは投機筋の囃したてによるものだと思います。ギリシャの経済規模の影響なんてわずかなもので、これを不安心理でスペインやユーロ全体に増幅/拡大しているだけではないか、と考えています。織り込んでしまえば影響は誤差としか思えません。
直接的には全く理解できないので、他の動向を見ているわけです。そのつもりで見ていくと、金にしろ、やっぱりね、こっちの方がノーマルだよね、と思います。
とは言え、囃したてだろうと何だろうと、圧倒的的な支配力ですから、これに付き合うしかありません。
ギリシャ選挙など欧州不安だろうが、理由は何でも良いです。円高になるなら、絶好の仕込みのチャンスです。タイミングを見計らいたいです。
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基軸通貨のドルにもその性格があり、有事のドル買いと言われます。次がユーロで、その次がポンドにも多少はあります。
無いのがリスクオンで買われるエマージング新興国通貨で、豪ドルやランド、トルコリラなど。 欧州危機なのにユーロよりも売られてしまいます。
でも、最強の安全資産、避難資産は何といっても金でしょう。で、NY金相場のチャートを調べてみました。
USD/oz。

昨年の9月までは急騰していますが、9月をピークに反転しています。ここで大きな流れが変わっていることは確かですね。 その後もトレンドとしては下がっています。
最近の金の動きからは、必ずしもリスクオフとは言えないようです。
今の為替のリスクオフは投機筋の囃したてによるものだと思います。ギリシャの経済規模の影響なんてわずかなもので、これを不安心理でスペインやユーロ全体に増幅/拡大しているだけではないか、と考えています。織り込んでしまえば影響は誤差としか思えません。
直接的には全く理解できないので、他の動向を見ているわけです。そのつもりで見ていくと、金にしろ、やっぱりね、こっちの方がノーマルだよね、と思います。
とは言え、囃したてだろうと何だろうと、圧倒的的な支配力ですから、これに付き合うしかありません。
ギリシャ選挙など欧州不安だろうが、理由は何でも良いです。円高になるなら、絶好の仕込みのチャンスです。タイミングを見計らいたいです。
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店頭FX長期トレンド~12年5月
日本の店頭FX51社の月次データの長期トレンドです。
2012年5月の主要12通貨円建てペア取引合計額は128兆1909億円でした。 1月18.9%、2月26.6%、3月11.7%増加でしたが、4月は24.7%の減少、5月はほとんど変わらず、0.1%の減少でした。
4月の買い建て玉は3兆612億円、売り建て玉は6643億円でした。
買い建て玉から売り建て玉を差し引いた買い越し超過額の2008年11月から2012年5月までの長期トレンドは以下でした。(縦軸は百万円/月)

買い越し超過額は4月の1兆8000億円からさらに増加して、5月は2兆3968億円となりました。 買い比率は64.3%とやっと半分を超えました。
ミセスワタナベは円高をクロス円買いのチャンスにしています。 しかも為替の安定化にも多大の貢献をしています。 誠に見事な、鮮やかなトレードですね。
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2012年5月の主要12通貨円建てペア取引合計額は128兆1909億円でした。 1月18.9%、2月26.6%、3月11.7%増加でしたが、4月は24.7%の減少、5月はほとんど変わらず、0.1%の減少でした。
4月の買い建て玉は3兆612億円、売り建て玉は6643億円でした。
買い建て玉から売り建て玉を差し引いた買い越し超過額の2008年11月から2012年5月までの長期トレンドは以下でした。(縦軸は百万円/月)

買い越し超過額は4月の1兆8000億円からさらに増加して、5月は2兆3968億円となりました。 買い比率は64.3%とやっと半分を超えました。
ミセスワタナベは円高をクロス円買いのチャンスにしています。 しかも為替の安定化にも多大の貢献をしています。 誠に見事な、鮮やかなトレードですね。
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トルコリラ、ランド、豪ドル13社スワップ比較1206
毎月恒例の、トルコリラ、ランド、豪ドル扱い13社のスワップ比較です。 6月20日を基準にしていますが、業者によって開示の仕方や付き方が違いますので、日次にはずれがあります。

トルコリラ円はSAXO系が115円と先月に続いてNo.1でした。 次は安藤証券とエイチ・1エス証券が104円で第2位でした。 両社の3桁も立派ですね。
2月にスタートしたFXCMジャパン証券のプレミアム口座が126円と3ケ月連続してNo.1でしたが、先月から転落し、今月も85円でした。スタンダード口座が99円ですから、これにさえも負けています。
これらのトルコリラ扱い13社の内では、ランド円はSAXO系が15円がNo.1でした。 トルコリラを扱ってない業者を含めても、No.1水準のライブスター証券が14円ですから、No.1ですね。
同じく豪ドル円はFXCMジャパン証券のプレミアム口座の88円がNo.1でした。 トルコリラを扱ってない業者を含めても、No.1水準のライブスター証券が90円ですから、トップレベルですね。
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シカゴ投機筋ポジション動向~0619
シカゴ投機筋(シカゴマーカンタイル先物市場)の2011年初から2012年6月19日(6月23日公開)までのIMMポジション動向です。 1週間単位のnon-commercialのlongとshortの差は以下でした。

円は3月27日に67,622枚の売り越し超過のピークを付けました。その後、次第に売り越し超過が解消されつつあります。5月1日は50,103枚、8日41,093枚、15日34,315枚、22日18,015枚、29日11,330枚、6月5日には12,073枚の買い越し超過に転じました。その後も6月12日12,307枚、19日15,137枚とやや買い越し状態を維持しています。
ユーロは5月15日には173,869枚の売り越し超過の過去最高記録を更新した後、22日には195,361枚、29日203,415枚、6月5日214,428枚と4週連続で過去最高記録を更新しました。その後は流石に減少しましたが、それでも6月19日は141,066枚の高水準です。
豪ドルはここ3年間は買い越し超過が常であって、売り越し超過になったことはありません。 しかし、5月22日には16,898枚の売り越しに転じ、29日には35,527枚、6月5日には51,172枚まで売り越しました。 その後は6月12日45,459枚、19日3458枚と売り越しが急減しています。絶好の仕込み買いのチャンスでしょうか。
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