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スワップが注目のFXCMジャパン証券プレミアム口座

トルコリラのスワップNo.1に躍り出た、FXCMジャパン証券のプレミアム口座に注目しています。
トルコリラ、ランド扱い13社スワップ比較←リンク 
で、調べてみました。

FXCMジャパン証券はNDD(No dealing desk)方式によるフェアな取引環境を実現とうたっています。
スプレッドから収益を得ているので、一般の相対モデルと違いお客様との利益相反が発生しない、例えば、スリッページはお客様に不利な方向にのみ発生するものではなく、NDD 方式ではお客様に有利な方向にスリップすることもある、と。

他にも、証拠金率1%までポジションを保持するメインテナンスマージン制度や、Trading station、MT4などをウリにしています。

昨年12月16日に、スワップ水準が高いと定評のあったフォーランドフォレックス社を合併していました。これにより資本金は17.5憶円から25億円に、自己資本比率は428%から338%となっています。

口座数や預かり証拠金、月間取引高は倍増以上の規模の、20万7千口座、353億円、322万枚/月 (2012年1月時点)となっています。

2012年2月15日に、旧フォーランドフォレックスの「フォーランドオンライン」と、海外受賞歴を誇る取引ツール「Trading Station」を融合させた「プレミアム口座」を本格リリースしています。
ニュースリリース←リンク

業界最高水準を常に提示し続けるべく、毎営業日、主要FX 各社の提示額を調査・比較した上でスワップポイントを決定していると。これはフォーランドオンラインの謳い文句でした。

現時点では、スタンダード口座、プレミアム口座、MT4口座、ミラートレーダー口座の4種とCFDがあり、高スワップなのはプレミアム口座です。 

プレミアム口座のみは、スワップが売りと買いで同一値なのも良いですね。(これもフォーランド系仕様。)
スプレッドは米ドル0.6、ユーロ2.2、豪ドル5、ランド7.8、トルコリラ13.2ppsと、米ドル以外は今一です。

ただ、FXCMジャパン証券は証拠金率4%以上としながら、実際の維持証拠金額の設定がずれてて、8%くらいになってしまう場合があるので要注意です。

2月に調べた時点では、プレミアム口座は高水準のスワップでした。特に、トルコリラ円は126円と驚異的でした。 No.2のSAXO系の85円を大きく引き離したダントツNO.1ですから。 

トルコリラ以外も、ここ数日間は南アランド15円、豪ドル104円と高い水準で、変わってません。

スワップの数値が変わらないとか、当日分が記載されてるとか、不審なところもあります。 スワップポイントはあくまでも参考値、実際のスワップポイントは日々変動し、目安として参照下さい、と記載されています。実績として、ここ数日間は126円と同じ数値のままです。で、問い合わせてみたのですが、返事は以下でした。

「お問い合わせいただきましたプレミアム口座のスワップポイントですが、当日付与されたスワップポイントを弊社ホームページに掲載させていただいており、実績値となります。」


SAXO系トルコリラも12月~1月は115円前後ありましたし、トルコリラは5.75%から11.5%の変動政策金利と考えた方が良いと思います(トルコ政策金利←リンク)ので、変動や業者間の相違が大きくなる可能性があります。 暫くフォローしたいと思います。


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シカゴ投機筋ポジション動向~0228

シカゴ投機筋の2011年初から2012年2月28日(3月2日公開)までのポジション動向です。 1週間単位のnon-commercialのlongとshortの差は以下でした。


シカゴ120228


円はここ1ケ月で買い越し超過が急減しています。 1月10日集計時に過去最高の買い越し超過59,657枚を記録し、暫くこの水準を維持してましたが、2月7日の55、171枚を最後に3週連続で大きく減少し、2月28日には-1203枚となりました。

円だけ見れば、ほぼニュートラルとなっています。 2011年2月や4月の円ショートにはまだまだ追いついていません。 投機筋のポジションは偏っておらず、円買いにも円売りにも、どちらにもフリーに動ける状態です。 円安状態ですから買いに転じたいのかもしれませんが、材料が無くて、一方向に流れてしまうのが通常のトレンドですね。

ユーロは5月3日に買い越し超過99,516枚の過去最高のピークから反転し、8ケ月もの間、売り越しが増加し続けていました。 1月24日の売り越し超過171,347枚の過去最高のピークから、やっと反転しました。 2月28日には、109,674枚の売り越し超過まで減少しました。  

ユーロだけ見れば、売り越し超過はまだまだ高い水準で、半分も解消されていません。 2010年5-6月頃や2011年12月初旬頃のレベルに戻っただけで、2011年11月の水準にも戻っていません。 投機筋のポジションの偏りからは、売り越し超過=ユーロ買いのポテンシャルエネルギーは蓄積されたままです。
   
豪ドルはずっと買い越し超過ですが、9月27日の5、167枚を底にして増加に転じています。 1月31日に78、044枚のピークを付けた後、5週間は73,741枚から、2月28日の78,201枚まで、あまり変化していません。

豪ドルだけ見れば、2011年の4月5日の買い越し超過90,938枚が最高記録で、この4月頃や7月に次ぐ、高水準の買い越し超過です。 投機筋の豪ドル買い越しはもうわずかしか動けないと思われます。というより、投機筋主導の豪ドル買いは10月頃から始まっているが、活動は1月が主であった、1月まででほぼ終息している、と考えられます。 流れが出来てしまっており、2月以降の買いは投機筋とは別の買い手の動きであったことになります。

以上、3通貨の動きから投機筋の動向を総合すると、2011年5月頃からユーロ売りを仕掛け、8ケ月もの間継続した、10月頃からは豪ドル買い仕掛けの様子見を始め、12月に仕掛け、そして1月末には完了し、その後は動きを手控えています。 1月31日集計の週からユーロ売りを手仕舞いにかかり、2月末ではまだその途上にある。 やや遅れて、2月には円買いの手仕舞いにかかり、これは既にフリーハンドを得ている状態です。

これらの投機筋の仕掛けが、今回の円安のきっかけを作った、と言えます。 ただ、きっかけであって、主因は違うだろう、投機筋が仕掛けてきた動機の方が主因だろう、と思われます。 つまりは、中期的に円安継続と考えます。 勿論、材料次第では変わり得ますが、一時的な円高は絶好の買い場だろうと思って、待っています。 

ポテンシャルはまだありますし、調整が入りながらも、円安、クロス円高の流れが継続してしまってもおかしくは無いですね。 大きな押し目は期待できない感じです。 流れが変わるドライビングフォースの要因次第ではありますが、未だ見えていません。 期待はギリシャ政局でしょうか。
 

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くりっく365日次長期トレンド~12年2月

くりっく365の主要7通貨の買い越し超過額(買い建て玉マイナス売り建て玉)の2009年1月から2012年2月までの日次データ長期トレンドです。縦軸は万円/日。


くりっくトレンド1202


2月下旬に、1500億円の買い越し超過まで大きく減少しています。丁度、大震災後の円高後の円安と同じレベルです。 くりっく365の買い越し超過は昨年8月の7000億円をピークにして、以降は減少しており、2月も1月より減少しています。 

くりっく365では、円キャリートレードによる買い越し増加は未だ見られておらず、現在の円安、クロス円高の買い手では無いこと、従ってその原因では無いことになります。 取引量自身もわずかですが減少しています。

昨年中盤の円高により、ミセスワタナベは委縮してしまっており、まだ回復していない状態と考えられます。 
大震災後の急激な円高、その後の円安の時も全く同じでした。

ミセスワタナベはトレンドを反転させることや、円キャリートレードで円安トレンドを作ることは出来ません。 トレンドを作ったり反転させることが出来るのは投機筋の動きのみだと思います。 ミセスワタナベは、反転などトレンドできた後に続くものだと思われます。

ミセスワタナベの円キャリートレードによる買い越し超過の増加が始まれば、さらに円安、クロス円高になる可能性が考えられます。 実際にそうなるかどうかは別の要因、材料が必要です。 が、少なくともそのポテンシャルは残されていることになります。

くりっく365は規模が小さいですので、より規模の大きい店頭FXのトレンドがどうなってるのか、これは月次データしかなく、月半ばにならないとわかりませんが、楽しみです。


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3月のスワップペア比較


毎月恒例のスワップペア比較の年利換算の2012年3月分です。
高金利通貨のクロス円買いと、低金利通貨売り/高金利通貨調達、のスワップと年利換算値のSAXO系に基づいた比較です。(3月8日。from3月9日、to3月12日)

クロス円買いの場合の、3月8日の円換算スワップとNYクローズド円、これから計算した年利(%)、同じランド買いの場合の低金利通貨売り側を比較した円換算スワップと年利換算(%)、同じCHF売りの場合の高金利通貨調達側を比較した円換算スワップと年利換算(%)、は以下でした。


スワップ年利1203


昨年の11月以降、トルコリラのスワップが非常に高くなっています。
12月は年利換算で8.7%、1月と2月は9.15%、と政策金利よりはるかに高い高利回りが継続しています。
今月はやや下がりましたが、それでも6.67%でした。 先月始まったFXCMジャパン証券プレミアム口座のトルコリラ円は126円ですから、年利約10%になります。

高金利通貨側では、トルコリラ>ランド>豪ドルの順にスワップが高いです。

売る方の低金利通貨側では、スイスフラン>円>ユーロ>米ドル>英ポンドの順にスワップが高いです。


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店頭FX長期トレンド~12年2月

日本の店頭FX52社の月次データの長期トレンドです。

2012年2月の主要12通貨円建てペア取引合計額は152兆2692億円でした。 1月の18.9%増加に続いて、2月は26.6%の増加でした。

2月の買い建て玉は1兆9265億円、売り建て玉は1兆3026億円でした。

買い建て玉から売り建て玉を差し引いた買い越し超過額の2008年11月から2012年2月までの長期トレンドは以下でした。(縦軸は百万円/月)


店頭1202


買い越し超過額は1月より1兆23億円も減少して6239億円となりました。 2011年3月レベルの低水準です。
これをどう見るかですが、どちらも円高から円安に振れた月です。 ミセスワタナベは、この円安の原因では無く、反対に、円を買っていることがわかります。 

ミセスワタナベの買い越し超過が円安に寄与してるのではないかと先月は考えていたのですが、全く逆でした。 ミセスワタナベの全体としては、まことに絶妙な、見事なトレードですね。

円安の原因は材料ですが、そのトレードの担い手はミセスワタナベでは無く、シカゴ投機筋ポジション動向~0228でした。(←クリックでリンクが開きます。)

そして、トレンドからすれば、買い越し超過のエネルギーを蓄積していることになります。おいしく利確して、ポジションを解消できた、次のクロス円買いのチャンスを窺っている、という状態ですね。

トレンドの流れを転換させるのは材料をダシにした投機筋による主導、ミセスワタナベはクロス円買い越し超過のバイアスと考えています。

トレード量はシカゴ投機筋よりもミセスワタナベの方が遥かに規模が大きいです。 調整が入りながらも、暫くは買い越し超過のバイアスがかかりそうです。 勿論、材料次第で変わりますけどね。


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シカゴ投機筋ポジション動向~0320


シカゴ投機筋の2011年初から2012年3月20日(3月4日公開)までのポジション動向です。 1週間単位のnon-commercialのlongとshortの差は以下でした。


シカゴ120320


円はここ2ケ月弱の間に、買い越し超過が急減しています。 1月10日に過去最高の買い越し超過59,657枚を記録し、暫くこの水準を維持してましたが、2月7日以降、5週間連続で急減しました。3月13日には42,380枚の売り越し超過のピークを付け、3月20日には一旦、買い越し増加方向に転じました。

円だけ見れば、ここ1月は売り越し超過になってますので、買い越しに転じてもおかしく無いですね。 ただ、材料が出てこなければ、トレンドは変わらないのが常です。

ユーロは歴史的な売り越し超過トレンドが終焉し、売り越し超過の解消トレンドの真っ最中です。 1月24日の売り越し超過171,347枚の過去最高のピークから、3月20日の82,954枚の売り越し超過まで減少しました。 

ユーロだけ見れば、売り越し超過は半減強になっただけで、まだまだ高いレベルです。 投機筋のポジションの偏りからは、売り越し超過=ユーロ買いのポテンシャルエネルギーはまだまだ蓄積された状態です。

豪ドルはずっと買い越し超過です。 1月31日に78、044枚のピークを付けた後、5週間は73,741枚から、2月28日の78,201枚まで、あまり変化していませんでしたが、その後、減少に転じていました。 3月20日には45,191枚まで減少しています。 

豪ドルだけ見れば、投機筋主導の豪ドル買いは1月が主であった、1月まででほぼ終息している、と考えられます。流れが出来てしまっており、2月以降の買いは投機筋とは別の買い手の動きであったことになります


以上3通貨を総合すると、投機筋主導の円安は12月の豪ドル買いで始まり、1月には既に終息しています。1月31日集計の週からユーロ売りを手仕舞いにかかり、3月20日ではほぼ半分を終えたが、まだその途上にある。 やや遅れて、2月には円買いの手仕舞いにかかり、これは既に終息しています。


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トルコリラ、ランド扱い13社スワップ比較3月

毎月恒例のトルコリラ扱い13社のトルコリラとランド、豪ドルのスワップ比較です。 3月22日を基準にしていますが、業者によって開示の仕方や付き方が違いますので、日次にはずれがあります。


スワップ13社120322


トルコリラ円はFXCMジャパン証券のプレミアム口座が126円とダントツのNo.1でした。 先月にスタートしたばかりですが、2ケ月連続してNo.1です。 しかも、チェックしてる限りでは126円のままで変動していません。 これは年利換算では約10%前後に相当しています。 トルコリラの政策金利は5.75%とされていますが、実質的には5.75~11.5%の変動する政策金利と考えた方がよさそうです。

トルコリラの政策金利とスワップ(←クリックするとリンクが開きます)

次はSAXO系の107円でした。 その他の業者を2割ほど引き離しています。 これでも年利換算では8.5%に達しています。 最近はSAXO系のスワップ値の変動が結構大きくなっています。 2012年のほぼ3ケ月間では、年利換算では6.7~9.15%を変動しています。

これらのトルコリラ扱い13社の内では、ランド円はSAXO系の15.67円がNo.1でした。 次がFXCMジャパン証券のプレミアム口座15円でした。 トルコリラを扱ってない業者を含めても、No.1水準のライブスター証券が16円ですから、トップレベルですね。

同じく豪ドル円はFXCMジャパン証券のプレミアム口座とFXトレードフィナンシャルの高速FXの110円がNo.1でした。
次がSAXO系の108円でした。 トルコリラを扱ってない業者を含めても、No.1水準のライブスター証券が113円ですから、トップレベルですね。


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ひょんなことからFXを始めてしまったスワップ年金派です。
ETFや投資信託を含めて、自分年金化を目指します。

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