シカゴ投機筋ポジション動向~0131
シカゴ投機筋の2011年初から2012年1月31日(2月4日公開)までのポジション動向です。 1週間単位のnon-commercialのlongとshortの差は以下でした。

円は高水準の買い越し超過が継続しています。1月10日に過去最高の5万9700枚を記録しています。1月24日には一旦減少しましたが、1月31日には1万2300枚増加して5万6700枚でした。過去最高レベルのままですが、どんどん積み上がっていく状況とは思えません。
ユーロは売り越し超過が順調(?)に増加し続けています。1月24日に過去最高の17万1000枚を記録しました。1月31日は1万3800枚減少して、15万8000枚の売り越し超過となりました。どこまで売り越し超過記録を更新し続けるのか、見ものですね。
豪ドルは、9月27日の5000枚を底にして、買い越し増加に転じています。1月31日は8600枚増加して、7万8000枚の買い越し超過となりました。ここ1年では、4月と7月頃の8万枚に匹敵する高水準まで回復しています。
3通貨がそれぞれ大きく異なる挙動をしてるのが興味深いですね。 リスクオフのような一律に言える状態ではありません。 動き始めた、変化し始めたのだろうと思います。
昨年5月からユーロ売りを仕掛け、ずっと継続しています。ただ、トレンドとしてはそろそろ終息しそうです。12月からは豪ドル買いを仕掛けていて、これはもう少しで飽和する段階まで進んでしまっていますね。
ドルとユーロ以外は、一旦、回復してきたと言えそうです。ユーロもトレンドとしては底が見えてきたようです。
とは言え、欧州危機をネタにした、不安心理をあおる仕掛けはまだまだあると思われます。
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円は高水準の買い越し超過が継続しています。1月10日に過去最高の5万9700枚を記録しています。1月24日には一旦減少しましたが、1月31日には1万2300枚増加して5万6700枚でした。過去最高レベルのままですが、どんどん積み上がっていく状況とは思えません。
ユーロは売り越し超過が順調(?)に増加し続けています。1月24日に過去最高の17万1000枚を記録しました。1月31日は1万3800枚減少して、15万8000枚の売り越し超過となりました。どこまで売り越し超過記録を更新し続けるのか、見ものですね。
豪ドルは、9月27日の5000枚を底にして、買い越し増加に転じています。1月31日は8600枚増加して、7万8000枚の買い越し超過となりました。ここ1年では、4月と7月頃の8万枚に匹敵する高水準まで回復しています。
3通貨がそれぞれ大きく異なる挙動をしてるのが興味深いですね。 リスクオフのような一律に言える状態ではありません。 動き始めた、変化し始めたのだろうと思います。
昨年5月からユーロ売りを仕掛け、ずっと継続しています。ただ、トレンドとしてはそろそろ終息しそうです。12月からは豪ドル買いを仕掛けていて、これはもう少しで飽和する段階まで進んでしまっていますね。
ドルとユーロ以外は、一旦、回復してきたと言えそうです。ユーロもトレンドとしては底が見えてきたようです。
とは言え、欧州危機をネタにした、不安心理をあおる仕掛けはまだまだあると思われます。
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2月のスワップペア比較
恒例の月1回のスワップペア比較と年利換算の2012年2月分です。
高金利通貨のクロス円買いと、低金利通貨売り/高金利通貨調達、のスワップと年利換算値のSAXO系に基づいた比較です。(2月10日。from2月13日、to2月14日)
クロス円買いの場合の、2月10日の円換算スワップとNYクローズド円、これから計算した年利(%)、同じランド買いの場合の低金利通貨売り側を比較した円換算スワップと年利換算(%)、同じCHF売りの場合の高金利通貨調達側を比較した円換算スワップと年利換算(%)、は以下でした。

昨年の11月以降、トルコリラのスワップが非常に高くなっています。
12月は年利換算で8.7%、今月は先月と同じく9.15%と政策金利よりはるかに高い高利回りが継続しています。
トルコリラとランドもここ1月ほどの円安傾向で、少し高くなってきました。まだ割安感もありますので、仕込んでも良いのかもしれませんね。 ギリシャのバッドニュースの押し目を狙いたいところです。
高金利通貨側では、トルコリラ≫ランド>豪ドルの順にスワップが高いです。
売る方の低金利通貨側では、スイスフラン>ユーロ≧円=米ドル>英ポンドの順にスワップが高いです。
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くりっく365日次長期トレンド~12年1月
くりっく365の主要7通貨の買い越し超過額(買い建て玉マイナス売り建て玉)の2009年1月から2012年1月までの日次データ長期トレンドです。縦軸は万円/日。

ここ半年では、11年10月末と12年1月末の2000億円の買い越し超過まで、大きく減少しています。なかなか回復してないですが、エネルギーを蓄えてるとも言えます。
欧州危機の不安を抱えながらも、2012年前半は反転がテーマだと思っています。
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店頭FX長期トレンド~12年1月
日本の店頭FX52社の月次データの長期トレンドです。
2012年1月の主要12通貨ペアの円建て取引合計額は120兆2634億円でした。 12月は101兆931億円と11月よりも-29.5%も減少し、リーマンショック以降の過去最低の取引量でした。 1月は19%増加しましたが、それでも2010年8月以来の低水準でした。
1月の買い建て玉は2兆5361億円、売り建て玉は8893億円でした。
買い建て玉から売り建て玉を差し引いた買い越し超過額の2008年11月から2012年1月までの長期トレンドは以下でした。(縦軸は百万円/月)

10月の8454億円を底に、12月には1兆9921億円の買い越し超過まで回復しましたが、1月はやや減少して1兆6467億円となりました。
欧州危機の不安要素はありますが、一旦は底をつけ、買い越し超過トレンドに転じたものと思われます。 2-5月頃には、現状の倍増レベルの2~3兆円の買い越し超過となる可能性が考えられます。 実際にそうなるかどうかはわかりませんが、それくらいのポテンシャルはありそうです。
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トルコリラの政策金利とスワップ
トルコの政策金利(1週間物レポ金利)は、昨年の8月に引き下げられて5.75%となっており、現在も継続しています。
一方、昨年10月20日に、O/N貸出金利を350bps引き上げて、12.50%に決定しています。 O/N借入金利は5.0%です。 さらに、10月26日には、1週間物レポ取引入札を中止し、トルコ中銀の貸出をO/N取引に限定するとしていました。
これでは、民間金融機関の中銀からの借入が5.75%から12.50%に引き上げられたことになります。 相当大きな金融引き締めであり、政策政策金利引き上げと同様な効果を生じるものと考えられます。
トルコ中銀自身は、実質的な金利引き上げではあるが、政策金利は据え置いているので、必要に応じて1週間物レポ取引資金供給することにより、引き下げることが出来る、トルコ中銀の金融政策は他国よりも柔軟である、としています。
市場金利の変動を許容し、上限をO/N貸出金利、下限をO/N借入金利として、金融調節により市場金利を政策金利近辺に誘導すること、が狙いと思われます。
市場では、利下げと預金準備率の引き上げと言う矛盾した金融政策を維持してきたトルコ中銀が、実質的な利上げと言う形の政策転換を余儀なくされた、金融緩和の直後に金融引き締めをしている、と不信感を持って受け止められているそうです。
とはいえ、トルコリラはこの引き締め前の1年強の間、最弱通貨でしたが、この引き締め後は、極端な安値から脱却し、昨年12月からわずかながらじり高となっており、12年1月以降も上昇を続けています。
12年2月22日には、O/N貸出金利を11.50%に引き下げています。 政策金利などは変わらず、です。 世界的な金融緩和の流れに沿った動きとみられています。 一時的なトルコリラ安が予想されていますが、とは言え、中期的な回復基調/トルコリラの上昇基調は変わらないだろう、と見られています。
以上から、トルコリラは、5.00%~11.5%の範囲を変動する政策金利である、と考えた方がよさそうです。 中銀の金融調節、匙加減によっても変わるし、政策金利、O/N貸出金利、O/N借入金利のウエートによっても変わりそうです。 カバー先や業者によって、また、時期によっても、スワップが大きく異なる可能性がますます高くなったと考えられます。
SAXO系のスワップがここ3ケ月は高く、政策金利の5.75%を大きく超えて、年利9%以上となっていますが、上記の政策変更を考えると不思議でも無いですね。 政策金利とO/N貸出金利の丁度中間あたりの水準がここ3ケ月ほど続いています。 今後ともフォローが必要ですね。
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一方、昨年10月20日に、O/N貸出金利を350bps引き上げて、12.50%に決定しています。 O/N借入金利は5.0%です。 さらに、10月26日には、1週間物レポ取引入札を中止し、トルコ中銀の貸出をO/N取引に限定するとしていました。
これでは、民間金融機関の中銀からの借入が5.75%から12.50%に引き上げられたことになります。 相当大きな金融引き締めであり、政策政策金利引き上げと同様な効果を生じるものと考えられます。
トルコ中銀自身は、実質的な金利引き上げではあるが、政策金利は据え置いているので、必要に応じて1週間物レポ取引資金供給することにより、引き下げることが出来る、トルコ中銀の金融政策は他国よりも柔軟である、としています。
市場金利の変動を許容し、上限をO/N貸出金利、下限をO/N借入金利として、金融調節により市場金利を政策金利近辺に誘導すること、が狙いと思われます。
市場では、利下げと預金準備率の引き上げと言う矛盾した金融政策を維持してきたトルコ中銀が、実質的な利上げと言う形の政策転換を余儀なくされた、金融緩和の直後に金融引き締めをしている、と不信感を持って受け止められているそうです。
とはいえ、トルコリラはこの引き締め前の1年強の間、最弱通貨でしたが、この引き締め後は、極端な安値から脱却し、昨年12月からわずかながらじり高となっており、12年1月以降も上昇を続けています。
12年2月22日には、O/N貸出金利を11.50%に引き下げています。 政策金利などは変わらず、です。 世界的な金融緩和の流れに沿った動きとみられています。 一時的なトルコリラ安が予想されていますが、とは言え、中期的な回復基調/トルコリラの上昇基調は変わらないだろう、と見られています。
以上から、トルコリラは、5.00%~11.5%の範囲を変動する政策金利である、と考えた方がよさそうです。 中銀の金融調節、匙加減によっても変わるし、政策金利、O/N貸出金利、O/N借入金利のウエートによっても変わりそうです。 カバー先や業者によって、また、時期によっても、スワップが大きく異なる可能性がますます高くなったと考えられます。
SAXO系のスワップがここ3ケ月は高く、政策金利の5.75%を大きく超えて、年利9%以上となっていますが、上記の政策変更を考えると不思議でも無いですね。 政策金利とO/N貸出金利の丁度中間あたりの水準がここ3ケ月ほど続いています。 今後ともフォローが必要ですね。
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トルコリラ、ランド扱い13社スワップ比較2月
毎月恒例の、トルコリラ扱い13社のトルコリラ、ランド、豪ドルのスワップ比較です。 2012年2月24日を標準にしていますが、業者によって開示の仕方や付き方が違うので、日次にはずれがあります。

トルコリラ円のスワップは、FXCMジャパン証券のプレミアム口座が126円とダントツのNo1でした。 次が同じFXCMジャパン証券のスタンダード口座とSAXO系の85円でした。
12月、1月とSAXO系がNo.1でしたが、FXCMジャパン証券にてプレミアム口座が今月からスタートしており、いきなりダントツのトップに躍り出たようです。
ただし、FXCMジャパン証券は、スワップポイントはあくまでも参考値、目安としてご参照くださいと記載されていますので、SAXO系のような実績では無いようです。
これらのトルコリラ扱い業者の中では、ランド円はSAXO系とFXCMジャパン証券プレミアム口座の14円がNo.1でした。 次はエイチエス証券の13.7円でした。
同じく、豪ドルは、FXトレードフィナンシャルの高速FXの107円がNo.1でした。 次はFXトレードフィナンシャルのFXTF-MT4の105円、次がSAXO系の104円でした。
トルコリラを扱っていない業者を含めても、No.1水準のライブスター証券が106円、フォーランドフォレックスが103円ですから、トップレベルですね。
トルコリラのスワップは、今月からスタートしたFXCMジャパン証券のプレミアム口座に注目です。 調べて、次回書きます。
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トルコリラ円のスワップは、FXCMジャパン証券のプレミアム口座が126円とダントツのNo1でした。 次が同じFXCMジャパン証券のスタンダード口座とSAXO系の85円でした。
12月、1月とSAXO系がNo.1でしたが、FXCMジャパン証券にてプレミアム口座が今月からスタートしており、いきなりダントツのトップに躍り出たようです。
ただし、FXCMジャパン証券は、スワップポイントはあくまでも参考値、目安としてご参照くださいと記載されていますので、SAXO系のような実績では無いようです。
これらのトルコリラ扱い業者の中では、ランド円はSAXO系とFXCMジャパン証券プレミアム口座の14円がNo.1でした。 次はエイチエス証券の13.7円でした。
同じく、豪ドルは、FXトレードフィナンシャルの高速FXの107円がNo.1でした。 次はFXトレードフィナンシャルのFXTF-MT4の105円、次がSAXO系の104円でした。
トルコリラを扱っていない業者を含めても、No.1水準のライブスター証券が106円、フォーランドフォレックスが103円ですから、トップレベルですね。
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