トルコリラ大幅利上げ
政策金利の1週間物レポ金利を4.5%から10.0%に引き上げ、あわせて、金利の上限となる翌日物貸出金利は7.75%から12.0%に、下限となる翌日物借入金利は3.5%から8.0%に引き上げました。
上限では、市場予想の2.25%を上回る、4.25%もの大幅な利上げです。
今後のスワップが楽しみです。
一方で、あまりにも高過ぎますから、長期的には通貨安が懸念されます。難しい所です。
ここ1~2年の内には、何処かで一旦は手仕舞いを考えたいです。
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トルコリラ利下げ、ムーディーズ格上げ
資本流入によるリラ高の抑制策です。
一方、ムーディーズは同じ5月16日に、トルコの格付けをBa1から、投資適格級とされるBaa3へ一段階引き上げました。トルコ経済状態の改善と信頼の向上です。
皮肉なもので、中長期的にはトルコリラ相場を下支えすることになります。
S&Pは2011年9月に、フィッチは2012年5月に投資適格級へ格上げしていますから、今回のムーディーズの格上げにより、大手3社から投資適格級と位置付けられたことになり、信用力は向上しています。
中長期的にはリラ高が期待できそうですが、一方で、リラ高是正策の利下げは今後ともありそうです。
持続可能な通貨高と利率の両立を期待できれば良いのですが。そのためには、経済成長率がインフレ率を上回ることと、経常黒字化でしょうね。高度経済成長時代の日本のような。
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トルコを投資適格級へフィッチが格上げ
格付け会社フィッチが、トルコの長期債務格付けの、外貨建て格付け、自国通貨建て格付を投資適格級へと格上げしました。今後の格付け見通しは、「安定的」としています。
2012年の実質GDP成長率は3%、2013年は3.8%、2014年は4.5%と、輸出先である欧州の景気が冷え込む中でも、高い予測をしています。
中長期的な成長軌道に回帰する軌道に乗っている、としています。
今回のフィッチの格上げは11月5日ですが、S&Pもムーディーズもここ数年、トルコを格上げしています。ムーディーズが投資適格級まで格上げすれば、一段と高まるのですが。
南アフリカがS&Pにより10月に格下げされているのと対照的な動きです。
信用力の高まりからトルコ・リラ相場上昇が期待出来るかもしれません。
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トルコリラの政策金利とスワップ
一方、昨年10月20日に、O/N貸出金利を350bps引き上げて、12.50%に決定しています。 O/N借入金利は5.0%です。 さらに、10月26日には、1週間物レポ取引入札を中止し、トルコ中銀の貸出をO/N取引に限定するとしていました。
これでは、民間金融機関の中銀からの借入が5.75%から12.50%に引き上げられたことになります。 相当大きな金融引き締めであり、政策政策金利引き上げと同様な効果を生じるものと考えられます。
トルコ中銀自身は、実質的な金利引き上げではあるが、政策金利は据え置いているので、必要に応じて1週間物レポ取引資金供給することにより、引き下げることが出来る、トルコ中銀の金融政策は他国よりも柔軟である、としています。
市場金利の変動を許容し、上限をO/N貸出金利、下限をO/N借入金利として、金融調節により市場金利を政策金利近辺に誘導すること、が狙いと思われます。
市場では、利下げと預金準備率の引き上げと言う矛盾した金融政策を維持してきたトルコ中銀が、実質的な利上げと言う形の政策転換を余儀なくされた、金融緩和の直後に金融引き締めをしている、と不信感を持って受け止められているそうです。
とはいえ、トルコリラはこの引き締め前の1年強の間、最弱通貨でしたが、この引き締め後は、極端な安値から脱却し、昨年12月からわずかながらじり高となっており、12年1月以降も上昇を続けています。
12年2月22日には、O/N貸出金利を11.50%に引き下げています。 政策金利などは変わらず、です。 世界的な金融緩和の流れに沿った動きとみられています。 一時的なトルコリラ安が予想されていますが、とは言え、中期的な回復基調/トルコリラの上昇基調は変わらないだろう、と見られています。
以上から、トルコリラは、5.00%~11.5%の範囲を変動する政策金利である、と考えた方がよさそうです。 中銀の金融調節、匙加減によっても変わるし、政策金利、O/N貸出金利、O/N借入金利のウエートによっても変わりそうです。 カバー先や業者によって、また、時期によっても、スワップが大きく異なる可能性がますます高くなったと考えられます。
SAXO系のスワップがここ3ケ月は高く、政策金利の5.75%を大きく超えて、年利9%以上となっていますが、上記の政策変更を考えると不思議でも無いですね。 政策金利とO/N貸出金利の丁度中間あたりの水準がここ3ケ月ほど続いています。 今後ともフォローが必要ですね。
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米ドル/人民元(USD/CNH)のスワップ~12月

12月になって、売りのスワップがプラスで安定して来ています。1日だけはマイナスになっていますが、10月の大半がマイナス、11月の半々に比較するとかなり改善されたように思われます。
スワップの大きさはUSDZARやUSDTRYにはまだまだ劣りますが、通貨の強さの将来期待ではCNHが一番魅力的なのではないかと考えています。
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米ドル人民元(USD/CNH)のスワップ
次の表は、Kakaku FXのUSD/CNHのスワップです。赤字は3日分とかの変則日です。

10月の中旬までは買いと売りのスワップの両方ともマイナスですが、下旬からは売りが時々はプラスになっています。11月になると、売りのスワップのプラスになる日が増えています。マイナスの時もありますが。
12月はまだ4日分しかありませんが、今のところプラスになっています。
まだ安定してプラスとは言えないですし、USD/ZARやUSD/TRYよりもスワップは全然少ないです。
とは言え、プラスでさえあれば、CNHへの投資のつもりで考えても良い気がしています。
スワップの安定性とタイミングを考えてみたいです。
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米ドル/人民元(CNH)のスワップ
日本初のオフショア人民元のFX取り扱いだそうです。
オフショア人民元は2010年7月より、中国政府により認められた香港市場だそうで、その後、急速に取扱量が増加しています。中国本土の人民元(CNY)とは異なったオフショア人民元(CNH)で、市場が異なります。例えば、金利も1年定期預金がCNYでは3.25%に対して、CNHでは0.4%となっています。
従来、日本で取り扱われていた人民元(CNY)はNDF(ノンデリバラブル・フォワード:先物取引差金決済)市場をベースにしていたそうです。これは金利差ではなく、通貨の先高・先安を反映するものです。先高観であれば、買いポジションにはスワップコストがかかっていたそうです。
これとは異なり、オフショア人民元(CNH)は金利差によりスワップが決まる、とされています。
ということで、半信半疑ながらスワップの実績を楽しみにしていましたが、その結果が出ました。
買い 売り
14日:-16、-12
15日:-15、-19
16日:-14、-15
と買いも売りもマイナスのままでした。残念ですが、それほど大きな数値では無いですし、くりっく365の人民元ほどの大きな変動ではありません。まあ、しばらく様子を見たいと思います。
人民元は魅力的です。米ドル/人民元であれば、先高が期待できますからね。
ちなみに、国内のSAXO系4社の内、SAXOBANK証券は9月になってからPR始め、次いでkakakuFXが12日よりPRを始めています。SVC-traderはPRが見当たりませんが、リストには載ってるので、取り扱ってるようです。
hirose-traderはリストにも載っておらず、現時点では無いようです。
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人民元、ブラジルレアル外貨預金
当面はこのような新興国通貨は、外貨預金や外貨ファンドを探すしかなさそうです。FXよりもスワップ(金利)や手数料、自由度など劣りますけど、仕方ありません。で、調べてみました。
人民元の外貨預金は、7月に調べた時とあまり変わりありませんでした。
人民元外貨預金
スタンダードチャタード銀行、HSBC銀行、ハンセン銀行、東亜銀行が人民元預金をやっていて、その金利は0.10~0.5%程度です。HSBC銀行では、定期預金3ケ月もので、特別キャンペーンではありますが、金利3%としています。
インドはファンドは多数ありますが、外貨預金は国内では無いようです。
ブラジルレアルは、ファンドは人気で、いろんな証券会社のものが多種類ありますが、ここでは省略します。
外貨預金は、ソニー銀行と西京銀行、ブラジル銀行、イタウ・ウニバンコ銀行の4社が取り扱っています。
金利は、おおよそ5-7%程度のようです。
ソニー銀行:平成23年5月16日より。邦銀初。募集型定期預金。自動継続無し、ブラジルレアル普通預金に。9月5日スタートの1月もの金利7.0%、3ケ月もの、6.0%。手数料1レアル当たり1円。
西京銀行:平成23年7月5日より、ブラジルレアル建の外貨定期預金で、適用金利は年6.0%(期間3年)発売キャンペーン、為替手数料を通常の1レアルあたり1.5円から1.0円に割引。
ブラジル銀行:3,6,12月、3,4,6.25%、固定金利自動継続
イタウ・ウニバンコ銀行:3,6,12月、金利?
金利だけ見ると、魅力的です。
ブラジルの政策金利は12%もありますからね。
手数料や終了時の扱い、為替、取り扱い単位、手数料などが問題です。
今のところ、短期的には、FXの低レバレッジの豪ドル、南アランドの方が有利かな、という気がしています。
外貨預金には、長期的にはそれなりの良い点(ロスカットが無い安心、無暗にに取引できないというかしない、長期間ほったらかし、気がついたら為替が上がってた、とか)があります。ブラジルレアルの将来をどう見るか―――
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人民元、インドルピー、韓国ウォンのスワップその後

数値そのものは年利数十%にも相当する大きなものですが、プラスとマイナスが反転しています。
通常の金利差とは無関係に、需給関係で決まっているようで、曜日とかの規則性も見当たらないです。
人民元は、今までの平均的には、売りでスワップがプラスになりそうです。
しかし、長期的に継続するのかどうかよくわかりません。
ある程度安定してくれないと、スワップ派としては使えそうにありません。
市場規模における通貨の流通の小ささ、その中での需給関係によってスワップが決まってるようですので、安定するまでには相当な長期間かかりそうです。諦めて一旦撤収します。
このために新規に口座開設してたのですが、口座開設ポイントだけが収穫でした。
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人民元、韓国ウォン、インドルピーのスワップ

数値そのものは15%にもなる大きなものですが、日替わりでプラスとマイナスが反転しています。
通常の金利差とは無関係に、需給関係で逆転してこんな値になるとは、凄い世界です。
ある程度安定してくれないと、スワップ派としては使えそうにないです―――。
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人民元、インドルピーのスワップ
既にご存知かもしれませんが、買いでは大きくマイナスです。

期待していたのですが、残念です。
今まで使っていたくりっく365業者の人民元とインドルピー取り扱いが秋以降に遅れるので、新規に口座開設までして準備していたのですがーーー。
とは言え、こうなる可能性は考えられましたので、キャンペーンの口座開設にしてました。率にすると4%ほど貰える筈なのでこれを楽しみにします。
追記:売りの場合にスワップがプラスで付いてるようです。くりっく365は売り買い同一がウリです。
上記の値だと、15%超の凄い金利になります。需給関係で逆転してこんな値になるとは、凄い世界です。
チトたじろいでいます。これだけ大きいと活用しない手は無いように思いますが、安定するとは思えないですし。様子見て、少しだけやってみますかーーー。
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インドルピー利上げ
インド準備銀行は、7月26日、予想の0.25%を上回る0.50%引き上げ、政策金利であるレポ金利を8.0%、リバースレポ金利を7.0%としました。6月に続いての利上げですが、0.25%から0.50%に利上げ幅が拡大しています。2010年3月以降11回目で、合計では3.25%引き上げられています。
原油などの高止まりと旺盛な内需により物価上昇圧力が高まっており、インフレ率が高水準であることから、金融引き締めに至ったと考えられます。
卸売物価、消費者物価ともに上昇しており、実質金利はマイナス状態となっています。これが気になる点です。
一方で、インドの高経済成長率期待と金利差により、海外資金の流入は増大しています。
金融引き締めにより、内需の経済は減速してはいますが、対外開放戦略の結果、輸出は拡大しており、トータルとして経済の拡大基調は続いています。
5-6月のインフレ率は9%台になっています。11年のインフレ目標を7%程度としていますので、短期的には金融引き締めをせざるを得ない状況にあります。これは政策金利を上げざるを得ないということです。
インフレよりも経済成長が勝って、中長期的な経済成長が継続できれば、非常に魅力的な国になると思われます。
8月1日からくりっく365にてスタートするインドルピーと人民元のスワップがどうなるのか、が最大の興味です。
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人民元のスワップ
(ただし、インドルピーはFXも外貨預金もよくわかりませんでした。)
人民元は、過去にはひまわり証券がFXを取り扱っていました。(2009年以降中止) 現時点ではSBI証券のみがFXを取り扱っています。しかし、残念ながら、買いスワップはマイナスです。7月2日の人民元/円では、売り0、買い-160です。これからすると期待できないことになります。しかし、FXではないですが、人民元の外貨預金は2010年以降、結構扱われています。
スワップはインターバンク間のその日の取引の金利差で決まるのが原則です。ですから、中国政府の直接的な意向は関係ない筈で、外貨預金の金利が参考になると思います。で、調べてみました。
人民元は、中国本土のオンショア市場と香港等のインターバンク(銀行間)市場を中心とするオフショア市場があります。中国人民元は規制通貨ですので、香港でも人民元の預金口座は、中国本土との貿易に携わる企業しか保有できませんでした。しかし、2010年7月の中国人民銀行と香港金融管理局の「人民元運用の規制緩和に関する合意」によって、香港の証券会社、保険会社をはじめ一般企業にも人民元建て預金口座を開設できるようになっています。ここ1年のごく最近の動きです。
香港のオフショア市場で取引される人民元には、中国本土で取引されるオンショア市場の人民元のように規制当局が決める基準値や許容変動幅は直接的には影響しないことになっています。
香港系銀行では、スタンダードチャタード銀行、HSBC銀行、ハンセン銀行、東亜銀行が人民元預金をやっていて、その金利は0.10~0.5%程度です。(2011年2月の普通預金ですから、かなり率は低いですが、勿論プラスです。) ユナイテッドワールド証券のような人民元預金ファンドもあります。
HSBC銀行では、2011年5月からの定期預金3ケ月もので、特別キャンペーンではありますが、金利3%としています。
取り合えずの情報はこんなところですが、問題はカバー先、くりっく365で言うマーケットメイカー、が何処なのかです。これは現時点では明確ではありません。従来の欧米系6社のままであれば期待できないかもしれません。上記の香港系であれば、銀行の金利がプラスになっていること、インターバンクのその日金利が反映され、普通預金よりFXの方が高くなりますから、期待できる可能性はあると思います。
(流動性が金利差に影響しますので、高いプラススワップはそれでも期待出来ないかもしれません。)
個人的には、プラスにさえなっていれば、あとは時間が解決してくれるのではないか、と考えています。
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日本の過去の政策金利推移
日本も1970年から1991年までの20年以上の間は政策金利5%以上がほとんどでした。高い時は、1973年末から1975年4月までと1980年の5ケ月間は9%もありました。豪ドルや南アフリカランド、トルコリラも顔負けの時代があったのです。(もっとも、過去には、豪ドルや英ポンド、米ドルは10%以上の時代もありました。)
低い時でも、1986年から1989年の2.5%~4.5%でした。1992年以降は急速に低下し、1995年には0.5%となり、1999年にはゼロ金利政策が導入され、その後回復することは無く、今日に至ります。
新興国高金利通貨は、高金利だから、インフレだから、リスクがあるから、ダメだというのは、日本や他の先進国の過去の歴史が否定していると思います。勿論、危険を内在していますし、全ての高金利国が成功するとも思えません。
国家レベルの相対的な経済の力関係ですから、単独の高金利は駄目だろうとは思います。だから、高金利の新興国通貨群に興味があります。
インド、中国、トルコ、ブラジル、南アフリカ、メキシコ、インドネシア、ベトナム、アルゼンチン、ロシア、何処にしようかなーーーこれが楽しみです。一種の応援でもあります。
とは言え、株はFXの通貨と比べるとごく一部の評価にしか過ぎず、変動が大き過ぎます。新興国の場合には株よりもFXの方が適していると思います。で、限定されてしまいます。
個人的には、過去の歴史から考えて、実質の経済成長性が全てのキーを握っているのではないか、為替の場合には相対的な評価だから長期的な成長性の差が重要なのだろう、と考えています。で、インド、中国、トルコに期待しています。
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トルコの政策金利見通し
(1)経済成長
2010年の実質GDP成長率は前年比+8.9%と2009年の-4.7%から大きく改善されています。2011年度も1-3月期は前年比+8%程度に達したとみられますが、景気回復のペースは鈍化し、年間では+5%程度の見通しです。
(2)インフレ
2011年4月の消費者物価は前年比+4.3%、5月は+7.2%と急上昇しています。年間では+8%程度の見通しです。
(3)政策金利見通し
4月のトルコ中央銀行(CBRT)の報告では利上げする状況ではないとしているようです。
一方、経済の景気回復の中で、インフレ抑制のために、2011年後半から利上げに踏み切ると予想されています。早ければ7月にも利上げを開始し、年末までには7.5%程度に引き上げる可能性があります。
さて、どうなるかわかりませんが、楽しみではあります。
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インド利上げ。政策金利7.50%に。
2010年以降、10回目の利上げです。
インフレ率が高止まりしているために、積極的にインフレ抑制する姿勢を今後も維持するとしています。
今後、数回にわたる利上げをし、8%程度まで政策金利を引き上げるとみられています。
インドルピーと人民元の取り扱いがくりっく365にて始まる予定です。現時点では、インドルピーはFXで取り扱われておらず、スワップがどうなるかわかりませんが、楽しみに待っています。
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人民元、インドルピー
新興国、高金利通貨好きには興味深いビッグニュースです。特に、中国とインドは経済成長が期待される、というより、世界経済の牽引役ですから。
トルコリラもくりっく365では以前に取り扱いが検討されていましたが、中断されたままで、取り残されてしまいましたね。
気になるのは、スワップの備考欄に以下が追記されたことです。「銀行間外国為替市場のレート状況によっては、必ずしもスワップポイントの受取又は支払が左記の通りとなるとは限らず、受取と支払が逆になる場合がある。」と。 で、調べてみました。
インドルピーを取り扱ってるFX業者は今までには無いようです。人民元は、以前は数社で取り扱われていましたが、現時点ではSBI証券だけのようです。
SBI証券は資本金479億円、自己資本比率431%で、大手会社の安心感がありますね。信託保全も「お客様の預託保証金に対して、売買損益等を加減算した以下の金額を信託します。 取引保証金+実現損益+評価損益+スワップ損益」、と記載されています。証拠金だけではなくて、評価損益とスワップ損益が明示されているのは好いですね。
通貨ペア数は20と少ないですが、人民元、トルコリラ、メキシコペソ、韓国ウォンのような興味深い通貨があります。
気になる高金利通貨のスワップは以下でした。

トルコリラのスワップはSAXO系よりは少ないですが、GFT系や他とは同レベル。豪ドルやランド、NZドルは他と比べて遜色ないレベルですね。No.1とまでは言えないですが。
人民元と韓国ウォンは買いがマイナススワップになっていて、残念です。政策金利よりも、流動性、資金調達コスト、プレミアムなどの影響でインターバンク間の市況レートがマイナスになっているのでしょう。
くりっく365の参入により、スワップがどうなっていくのか、特に人民元とインドルピーを楽しみに期待したいと思います。(直ぐには難しいかもしれません。)
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新興国の成長性
有名なところでは、BRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)が、先進国G6(アメリカ、日本、ドイツ、イギリス、フランス、イタリア)に対して、2008年には15%の経済規模だが、2025年には半分になり、2040年には追い抜くというものです。信じ難い話で、当たるかどうかはわかりませんが、停滞期と成長の差は大きいということです。残念ながら、この4ケ国はFXで通常取り扱われていません。早く扱って欲しいです。
NEXT11は、韓国、バングラデシュ、エジプト、インドネシア、イラン、ナイジェリア、パキスタン、フィリピン、トルコ、ベトナム、メキシコです。
VISTAは ベトナム、インドネシア、南アフリカ共和国、トルコ、アルゼンチン。
LEMs(Large Emerging-Market Economies)は、BRICsおよび南アフリカの5カ国にアルゼンチン、インドネシア、韓国、メキシコ、サウジアラビア、トルコを加えた計11カ国。
他にもE7やMENA、TIPsもあります。
NEXT11には2050年の人口予測とGDPがありますが、国の共通点はあまり無いです。個人的な見方として、そこそこの人口増加とそこそこの経済成長の両立を指標にしたいと考えています。人口の減る国は絶対的に衰退するし、増えすぎるのも成長できないし、そこそこの人工増加圧力が基本だと思います。経済成長があまりに高いのは現状が低すぎて、どうなるか分からないことだと理解しています。そうすると、トルコとメキシコくらいです。
ウィキペディアのBRICsにGDP予測が載っていますが、現状のGDPの大きい順に、成長率の高いところを拾っていけば良いと思われます。そうすると、メキシコ、ロシア、ブラジル、トルコ、イラン、中国、インドネシアです。
詳細は兎も角、これらが投資に魅力ある国の候補だと思いますが、FXが可能な通貨はトルコリラ、南アフリカランド、メキシコペソくらいに限定されてしまいます。FXではこれくらいしか選択肢が無いのです。
余談ですが、FX=通貨と比較すると、別の投資方法、例えば株は何倍も変動が激しいし、当たり外れが大きいし、危険極まりないと思います。新興国の場合には、通貨ですら情報が乏しいのに、株の情報なんて手に入らないし、入手出来たとしても、一般人には取引する手段さえありません。せいぜいファンドくらいですが、これまた人任せで、自分で出来ません。自己責任など取りようがありません。一般人を食い物にする、ファンドを儲けさせる仕掛けとしか思えません。
もう一つの見方として、人口構成、人口ピラミッドがあります。三角形は若い国で、経済成長が見込める前提があるということです。日本も1960年代の高度経済成長時代はそうでしたが、今はネギ坊主のようないびつな形です。日本は若年層が減少する一方、高年齢層が増加し、社会保障が崩壊する危機にあり、経済生産力が減退しつつあります。中国やインド、トルコ、南アフリカ、ベトナム、インドネシア、アルゼンチンはピラミッドの形となっており、今後の高度経済成長が見込める基盤があります。
では、先進国ではどうか。2008年報告の世界の人口増加率は1.18&ですが、上位は未開発国ばかりです。先進国の中ではオーストラリアが1.07%と最も高いです。まだまだ若い国で、成長性を一番残している国だと思います。(余談ですが、次がアメリカの0.96%で、まだまだアメリカは強い。日本はー0.07%。)
他にもいろんな情報が検索されます。も少し短期の見通し11年、12年のが下記に有りました。
新興国の成長性
IMFの2011年の世界経済見通しでは、先進国の経済見通し2011年は2.4%、2012年が2.6%に対して、新興国平均で6.5%であり、その中でもアジアは8.4%となっています。
新興国が発展すれば、特に中国やインドの25億人(2010年)が豊かになれば、資源が高騰するのは当然と思われます。この点では、アメリカ、ロシア、中国、カナダ、アフリカ諸国、オーストラリアが注目されます。
FX可能な国で魅力ある通貨は、やはり、トルコリラ、南アフリカランド、豪ドル、次がメキシコペソになってしまいます。問題は、インフレ、これによる通貨安です。経済成長が勝つか、インフレ通貨安が勝るか、です。
次のグラフは世界経済ネタ帳で作成した実質経済成長率です。
過去の実績でも2011年の実質経済成長率でも、トルコや南アフリカ、オーストラリアはやっぱり魅力的な国だと思います。
tag : 高金利通貨
高金利通貨と為替
為替関係のセミナーでは、為替のプロたちの大部分は高金利通貨に否定的です。曰く、弱い通貨だから金利が高い、金利が高いから弱くなる。購買力平価説でも、インフレ率や金利が高いと、その分相対的に価値が下がるわけですから、当然為替は安くなる筈です。
しかし、主要通貨購買力平価(PPP)のデータを見てみたところ、錘の重心がどちらに向いているかぐらいのようで、一安心しました。アメリカドルやユーロは国際通貨研究所に公開されています。他の通貨はあまり一般的ではないようです。豪ドルの購買力平価が次のブログに有りました。豪ドルの購買力平価
一方で、国の経済的な歴史を振り返ってみると、例えば日本の場合、黎明期の後に、経済の高度成長時代が有り、これが限界に来ると低成長時代が来るように思います。日本の場合にはさらに衰退期に向かってるのではないかと懸念しています。 日本も高度経済成長時代の1980年代までは4~9%の高金利時代もありました。その後の低成長時代に金利が下がっているのです。いずれの時期も円高トレンドでした。高金利と為替の強さは両立しうるのです。 経済成長の時代と国の高金利通貨を狙うというのが私の考えです。ですから、アイルランドやイギリスは、金利が高くなってもやる気はしません。
世界各国の経済情報を比較できる便利なサイトがありました。世界経済ネタ帳
失業率やGDP、インフレ率、実質経済成長率、購買力平価などの経済推移をグラフにできます。
新興国は、10-50年スパンでは、経済成長と高金利の両立が期待できると思います。 例えば、2017年には新興7カ国(中国、インド、ブラジル、ロシア、インドネシア、メキシコ、トルコ)の購買力平価でみたGDPの総計が35兆1692億ドルになり、G7(米国、日本、ドイツ、英国、フランス、イタリア、カナダ)の34兆8335億ドルを上回る、との予測があります。
関連して着目しているのは、ある程度以上の人口規模と経済インフラがある前提での、人口増加率と生産年齢人口です。
もう一つの観点は、いわゆる資源国です。資源の価値は、新興国が発展すればするほど、今後ますます高くなると思います。
以上を総合して、私が期待しているのは、トルコとブラジル、インド、中国、オーストラリア、インドネシアです。10-50年スパンでは、高金利だけでなく、為替も高くなり得ると思います。(ブラジルイ、インド、中国、インドネシアのFX出来るペアを早く入れて欲しいです。個人的には、ロシアとメキシコは?です。)
魅力ある国ほど投資が集中しますから、リスクが発生した場合には、その分、急落幅が大きくなるのは当然です。為替急落のリスク管理を考える必要が別途あります。
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